GTDGmail
急に忙しくなってきたので、GTDを始めることにしました。
要はToDoリストにタグをつけていく、というものなんですが、これがなかなかよさげです。
GTDについてはまず
を参照。
さて、GTDのツールとして
と
どちらを使うか迷ったんですが、添付ファイルやHTMLが使えることから、GTDGmailを使うことにしました。
だいたいの流れは以下。
- 専用のアカウントを用意し、GTDGmailをインストールします。
- Firefoxを再起動して、Gmailにアクセスします。
- 左側に「GTD Installation」という枠が表示されますので、[Setup Tasks:]の中のどれかをクリックします。
- ラベルの追加画面に移るので、画面下の方にある[GTD Label Assistant]の[Add Label ***]を全てクリックります。(ラベルが追加されます)
これで準備完了です。
※以下、全くの自己流なので本来の意味とは違うかもしれません。
ラベルの意味は以下の通り。
- S:Next Action.....次にやること。具体的な行動。
- S:Action.....最初にやる「収集」で出てくるもので、行動を伴うもの。
- S:Waiting On.....連絡待ち、結果待ち。
- S:Some Day.....いつかやること。夢。
- S:Finished.....終わったこと。
ここからコンテキスト。
- C:Computer.....コンピュータ上でやること。
- C:Phone.....:電話で連絡すること。
- C:Car.....:車で行くこと?
- C:Home.....:家でやること。
- C:Office.....:会社でやること。
ここからリファレンス。
- R:Reference.....:参照情報。レストランの地図とか、参照できそうなサイトなど。
- R:ProjectHome.....:なんだか分かりません(笑
とりあえずこの時点で、「収集」を始めます。
[Compose Action]をクリックして、タイトルに頭の中にある気になることを書き、送信します。
この時点では「リファレンス」は無視。
次、「処理」と「整理」は一緒にやります。
フローチャートに沿って「処理」をして、「整理」=GMailのラベル付けをします。
ここで、具体的にやる日にちが決まっているもののために、「S:Scheduled」ラベルも作成しました。
例えば...
- 新宿のホテルを予約 -> 行動が具体的。1週間以内にはやっておきたい。-> Next Action
- 南極に行く -> 夢 -> Some Day
- ○○の飲み会 -> 行動が具体的。日時が決まっている -> Next ActionとScheduled
- 健康診断 -> 事務所の連絡待ち -> Waiting On
こんな感じ。
Scheduledラベルを付けたものは、同時に手帳に書き込みます。
「新宿のホテルを予約」というActionは、「ホテルを探す」と「予約する」で分けてみてもいいと思います。
この場合、「ホテルを探す」-> Next Action、「予約する」-> Waiting Onですね。
で、
- 報告書を書く。
- 報告会実施。
- 授業をやる。
などの抽象的かつ時間がかかりそうな物は、「プロジェクト」として整理します。
まずは「P:報告書を書く」というラベルを作ります。
さらに報告書を書くために必要なこと
- 目次作り
- 雛型作り
- 第○章作成
- 添付資料「○○」の作成
など、出来るだけ作業単位で具体的に書き出していきます。
直近の「目次作り」だけNext ActionやScheduledラベルをつけて、後はWaiting Onに放りこんでおきます。
ラベル付けに迷ったら、
- ItoshiTVさん「GTDでつまずくところとその解決法」
- Ghosts, 22さん「Next Actionsは本当に"Next" Actionsでなければならない」
- シゴタノ!さん「やるかやらないかの判断は瞬間的に下される」
あたりが参考になると思います。
コンテキストはなんて説明していいのかよく分かりませんが、なんとなく分かりますよね?
私の場合、事務所に行かなきゃいけない手続きは「事務所」コンテキスト、エルサルバドルでしかできないこと(旅行や買い物など)は「エルサルバドル」コンテキストを新規で作って付けてます。
3月締め切りのものが多いので、「3月」コンテキストも作ってます。
次は「レビュー」。
「Next Action」ラベルから、今日やることにスターをつけていきます。
最後に「実行」と。
毎朝Next Actionを見て今日やることにスターをつけ、週1くらいでActionを収集し直したりSome Dayリストを眺めたりして週次レビューします。
「実行」中に得られた情報はガンガン「リファレンス」として流します。
添付資料なんかもリファレンスにしてます。
今までGoogle Notebookを使ってましたが、今はこっちで記録してます。
Webページをリファレンスするのに使ってるのが、
これの宛先を[ユーザ名]+Reference@gmail.comにすれば、簡単にリファレンスできます。私って天才(笑
理解してツールを使えるようにするまでに丸半日くらいかかっちゃいましたが、おかげで無駄にあせることはなくなりました。
これは目先のToDoリストを整理していくのに役立つのはもちろん、後々の資料としてもすごくよさそうです。なのでリファレンスは意識してたくさん使うようにしてます。
今のところ3日坊主にもなってないし、いい感じです。
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